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分析法の直線性

分析法の直線性

Q: 私は、現在行っているHPLC分析法の直線性に関して、問題を抱えています。その分析法には、分析対象試料の誘導体化プロセスが含まれており、その後、UV検出器を備えたHPLCを使用して逆相モードで分離を行ないます。驚いたことに、検量線は二次曲線と非常に良く一致しましたが、直線のプロットとは一致しませんでした。私が何か間違っている可能性があるのか、教えていただけませんか?

基本に戻りましょう第2回: t0

基本に戻りましょう第 2 回 : t0

前号では、保持係数kについて、どのように計算するのか、あるいは、どのように見積もるのかについて紹介しました。どちらのやり方で算出するにしても、カラムのデッドタイムt0 を知る必要があります。UV検出器を用いて実サンプルを測定する際、多くの場合、図1に示す様な、明らかなベースラインの乱れが生じます。もし、試料が非常にきれいであれば、図1(a)の様に、わずかなベースラインのジグザグとしてt0...

細孔の大きさと粒子の大きさ

Q:HPLC充填材の細孔と粒子の大きさの関係はどのようなものですか?

JWD:HPLC充填材の属性であるこれら二つには関連がないというのが簡潔な答えです。逆相HPLCカラムの多くは,シリカ粒子が結合した固定相を基礎としています。これらの粒子が充填材の基盤となっているのです。最も一般的な粒子の直径は,5-,3.5-,そして3-µmです。カラムそのものの効率向上と流量に対するカラム効率の相対的な独立性によって,直径が3-µmより小さい粒子がだんだんと一般的になってきています。

HPLC Solutions Japan

ジョン・ドラン氏は、世界で屈指のトラブルシューティングの権威の一人として良く知られています。Separation Scienceはドラン氏とともに、週刊でこのデジタル学習システムを共同運営しており、LC技術者の皆さんが直面しておられる日常的な問題、あるいは困難な課題に対する有益なアドバイスを提供させて頂いております。また、読者の皆さんから、オンラインの質問システムを通して、ドラン氏への技術的な質問をお寄せ頂くこともできます。

TBAとESI

TBAとESI

ある読者の方の一人から、次の様な質問をEメールで頂きました。私はLC-MSシステムを使用しており、最近、10mMのトリブチルアミン(TBA)を使用するイオン対クロマトグラフィーを用いる、最近発表された方法を試しました。その後、LC-MSを通常の逆相システムに戻しましたが、現在までの、一週間にわたってm/z:186の妨害ピークにずっと悩まされています。システムを徹底的に洗浄し、ピークチューブを交換しましたが、効果はありませんでした。

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IPカラムの洗浄

Q:カラムからイオン対試薬を洗い流すのは難しいと思います。最良の方法を教えてください。

カラムの不具合-再生

カラムの不具合-再生

年の春、私はロンドンでSeparation...

私のお気に入

私のお気に入り(1)

Introduction to Modern Liquid Chromatography"第3版

PEEKチューブ ─ その長所と欠点

PEEK(ポリ・エーテル・エーテル・ケトン)チューブは,多くのHPLCシステムの運用において標準的なアイテムになってきました。便利で廉価,そして内径が簡単に確認できるからです。けれども,このPEEKチューブに付きものの問題を回避するためには,注意が必要です。

空気によってカラムは破損しますか?

Q:HPLCシステムの夜通しの作業の際に,たまたま溶媒を切らしてしまいました。ポンプの低圧力限界設定を起動しておかなかったため,ポンプは夜中まで空気を送り込んだのです。これによってカラムはだめになってしまいますか? もし大丈夫なら,どうやったら空気を全部排出できるのでしょうか。

意図しないイオン対 -ドデシル硫酸ナトリウム

意図しないイオン対試薬の場合

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温度と保持

温度と保持

これまでに、カラム温度として"室温"と明記されているHPLC分析法を見たことがありますか?このような記述は、その分析法において、潜在的な問題が今後起こり得る可能性のあることを示す、一つの良いサインであると言えます。今回は、"室温"の解釈について少しだけ振り返りますが、最初に、分離に対する温度の影響について見てみましょう。

シリンジからのコンタミネーション

シリンジからのコンタミネーション

Q: 私たちの研究室で行っているほぼ全てのHPLC測定において、未知のピークが現れてしまう問題について、解明していただけるのではないかと思って、お願いすることにしました。私はµg/mLレベルで、ある一つの製品の洗浄処理の研究を行っており、同僚は同様のレベルで、ある高効能製品の溶解に関する研究を行っています。試料マトリクスもLC分析法も、完全に異なっており、これらに唯一共通なのは、低波長UV領域における検出(210-220 nm)を行っているということです。

Genetic Drift

読者からのHPLC分析法に関する質問に答えたり、Journal of Chromatography誌への投稿論文を審査している時に、私は、喜ぶべきか、あるいはがっかりするべきか、分からなくなることがあります。HPLC分析法が、いったいどれくらいの頻度で、私がgenetic driftと呼んでいる変化を受けてきたのか、驚きを感じます。現在のHPLC分析法は、新しい問題を解決するために、それ以前の分析法を、ずっと微調整してきた結果、出来上がってきたからです。今回は、その一例について紹介します。

基本に戻りましょう第一回:保持係数

基本に戻りましょう#1:保持係数

これから数回に渡って、HPLCの初級コースを訪れましょう。分離の評価、方法開発や問題原因調査に関係する実用性に重点を置いた、HPLCで使われている様々な基本的な計算について見てみましょう。初回は、保持係数

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