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イオン化合物では2つのピークが得られるのですか?

Q:リテンション(保持時間)は化合物のイオン化によって変化することはわかります。化合物がイオン化されると,一般的にリテンションはイオン化されなかった場合と比べて短くなります。化合物がpKa(酸解離定数または酸性度定数)に近づき,半分イオン化された場合は,2つのピークを予期すべきだという意味でしょうか?

インタクトタンパク質分離に塩グラジエントと pHグラジエントのどちらを選択しますか?

インタクトタンパク質分離とチャージバリアント分析は、塩グラジェントを利用したイオン交換クロマトグラフィー(IEX)が一般的ですが、pHグラジエントが利用できることはあまり知られていません。今回は塩グラジエントとpHグラジエントを比較し、そのプロセスを効率的に行う、サーモフィッシャーサイエンティフィックの製品をご紹介します。

初心者必見!イオンクロマトグラフィーの基礎知識

イオンクロマトグラフィーは、イオン種成分を分析する手法として幅広い分野で使用されています。本セッションでは、分離や検出法などの原理を中心にイオンクロマトグラフィーの基礎を説明します。また実際に分析をする際の注意点についても解説します。

TBAとESI

TBAとESI

ある読者の方の一人から、次の様な質問をEメールで頂きました。私はLC-MSシステムを使用しており、最近、10mMのトリブチルアミン(TBA)を使用するイオン対クロマトグラフィーを用いる、最近発表された方法を試しました。その後、LC-MSを通常の逆相システムに戻しましたが、現在までの、一週間にわたってm/z:186の妨害ピークにずっと悩まされています。システムを徹底的に洗浄し、ピークチューブを交換しましたが、効果はありませんでした。

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