なぜ HPLC 法において、最初の数回の試料注入は保持時間がずれるのでしょうか?
質量スペクトル検出器を装備したHPLCが適切な質量情報を記録しているか,また検体検出に適切な設定となっているか,これらの確認に用いられる2つの手順についてお話します。 ...
Q:リテンション(保持時間)は化合物のイオン化によって変化することはわかります。化合物がイオン化されると,一般的にリテンションはイオン化されなかった場合と比べて短くなります。化合物がpKa(酸解離定数または酸性度定数)に近づき,半分イオン化された場合は,2つのピークを予期すべきだという意味でしょうか?
Q:HPLCの移動相の水性部分をpH 2.5に調整するためにトリフルオロ酢酸(TFA)を用いています。どんなに注意深くpH調整を行なっても,移動相の新しいバッチを準備するたびに保持時間に変化が見られるのです(図1参照)。一回のバッチ内では保持時間は一貫しているようですが,バッチごとに変動することが気になります。この問題を解明していただけませんか?
上記の緩衝液とは対照的に、LC-MSや蒸発光散乱検出器(ELSD)あるいはコロナ荷電荷粒子検出器(CAD)の様な、蒸発を伴う検出器に使用する緩衝液は比較的安定性が低いでしょう。特に、炭酸塩やアンモニウム塩が存在する場合は安定性が低いです。これらの成分は揮発性が高いため、24時間の間に大部分が揮発します。この理由により、これらの緩衝液は毎日調製することをお勧めします。
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